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取り付け中の鋼製扉が通り風で閉まりかけた

更新日 ・施工管理求人アース 編集部

どんな場面か

新築の事務所ビルで内装工事が進み、作業員が二人で廊下の鋼製扉を枠に取り付けていた。近くの窓が開いていて冷たい風が通り抜け、仮に吊り込んだ扉が急に閉まりかけた。枠に手を添えていた作業員が気づいて手を引き、若手の施工管理がその場で作業を止めた。

起こりえたこと

扉と枠の間に指や手がはさまれるおそれがあった。

なぜ起きかけたか

  • 吊り込んだ扉を、くさびやドアストッパーで開いた状態に固定していなかった
  • 近くの窓や開口部が開いたままで、建物の中に通り風が起きていた
  • 扉を支える人と取り付ける人の役割や声かけが決まっていなかった
  • 扉と枠の間に手を置く危なさを、作業前に作業班で共有していなかった

防ぐための対策

  1. 扉を吊り込んだら、作業中はくさびやドアストッパーで開いた状態に固定する
  2. 作業前に近くの窓や開口部を閉め、通り風が起きないようにする
  3. 扉を支える人と取り付ける人を決め、動かすときは声をかけ合う
  4. 扉と枠の間に手を入れない持ち方を作業手順書に入れ、KY活動で確かめる

施工管理者が見るポイント

秋から冬は季節風が強まり、建物の中にも通り風が起きやすい。建具の取り付けが始まる時期は工程の打ち合わせで作業日と場所を確かめ、巡回では窓や開口部の開け閉めも見る。

朝礼・KY活動で使うときの問いかけ

  1. 今日の作業で「吊り込んだ扉を、くさびやドアストッパーで開いた状態に固定していなかった」状態になっていないか?
  2. 今日の作業で「近くの窓や開口部が開いたままで、建物の中に通り風が起きていた」状態になっていないか?
  3. 今日の作業で「扉を支える人と取り付ける人の役割や声かけが決まっていなかった」状態になっていないか?
  4. 今日の作業で「扉と枠の間に手を置く危なさを、作業前に作業班で共有していなかった」状態になっていないか?
  5. この場面で、自分ならどこで手を止めて確かめるか?

場面を読み上げてから、この問いかけで作業班に考えてもらうと、自分の作業に引きつけて話し合えます。

この場面に出てくる用語

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