施工管理の用語辞典
施工管理の現場では、独特の言葉がたくさん使われます。未経験から施工管理を始める方や、ほかの工種の言葉を知りたい方に向けて、よく使う79語をまとめました。
更新日 ・施工管理求人アース 編集部
最近追加した用語:施工要領書、原価管理、漏電遮断器、床付け、設計図書、上下作業
管理の基本
- QCDSEきゅーしーでぃーえすいー
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施工管理で管理する5つの要素。品質(Quality)・原価(Cost)・工程(Delivery)・安全(Safety)・環境(Environment)の頭文字。
現場では面接で「施工管理で大事にしていること」を聞かれたら、この5つのうちどれをどう工夫したかで答えると伝わりやすい。
- 施工計画書せこうけいかくしょ
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工事をどんな手順・体制・方法で進めるかをまとめた書類。工事全体の総合施工計画書と、工種ごとの工種別施工計画書がある。
- 施工図せこうず
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設計図をもとに、実際に施工できるよう寸法・納まりを細かく描いた図面。躯体図・平面詳細図などがある。
現場では設計図と施工図の食い違いを見つけるのも施工管理の大事な仕事。
- 納まりおさまり
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部材と部材の取り合い部分が、きれいに無理なく組み合わさっている状態、またはその仕組み。「納まりが悪い」は取り合いに無理があること。
- 定例会議ていれいかいぎ
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施主・設計者・施工者が定期的に集まり、工程・設計変更・課題を確認する会議。週1回や隔週で行うことが多い。
- 出来形できがた
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施工が終わった部分の形状・寸法のこと。設計どおりの寸法でできているかを測って記録するのが出来形管理。
この言葉が出てくるヒヤリハット:バックホウの旋回範囲に入りかけた
- 是正ぜせい
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検査などで見つかった不具合や指摘事項を直すこと。是正の記録(指摘→対応→確認)を残す。
- 竣工しゅんこう
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工事がすべて完了すること。竣工検査に合格し、建物などを施主に引き渡す。土木では「しゅん工」と書くことも多い。
- 段取りだんどり
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作業を始める前に、必要な人・資材・機械・手順・場所などを準備し、進める順番を整えておくこと。現場では、作業前の準備や関係者との調整をまとめて指して使うことが多い。
現場では「段取り八分」と言われるように、前日までに搬入の予定や作業の順番、ほかの業者との調整を済ませておくと、当日の作業が安全に進めやすい。
この言葉が出てくるヒヤリハット:日暮れの早い夕方、合図が見えないままつり荷を下ろしかけた、冷え込んだ朝、軍手のまま使った電動ドリルに巻き込まれかけた、後退してきたダンプトラックの死角に作業員が入りかけた
- 設計図書せっけいとしょ
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工事の内容を示す図面や仕様書などをまとめた呼び方。一般に、設計図と仕様書に加え、現場説明書や質問への回答書なども含めて呼ぶ。施工者は設計図書をもとに、つくるものの形や材料、品質を確かめて工事を進める。
現場では施工図や施工計画書は設計図書をもとにつくる。図面どうしの食い違いやわからない点を見つけたら、自分で決めずに質疑書などで設計者や発注者に確かめる。
立場・制度
- ゼネコンぜねこん
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総合建設業者(General Contractor)。発注者から工事を一括で請け負い、全体を管理する元請会社。
- サブコンさぶこん
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ゼネコンから工事の一部(電気・空調・衛生設備など)を請け負う専門工事会社(Subcontractor)。
- 元請・下請もとうけ・したうけ
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発注者から直接工事を請け負う会社が元請、元請から工事の一部を請け負う会社が下請(一次・二次…と続く)。
- 現場代理人げんばだいりにん
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請負契約にもとづき、受注者に代わって現場の運営・取り締まりを行う人。一般に「所長」と呼ばれる立場。
- 主任技術者しゅにんぎじゅつしゃ
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建設業法で、建設工事の現場に置くことが義務づけられている技術者。2級施工管理技士などの資格や実務経験が要件。
- 監理技術者かんりぎじゅつしゃ
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元請として一定額以上を下請に出す工事で、主任技術者に代えて置く技術者。1級施工管理技士などの資格と、監理技術者資格者証・講習の修了が必要。
- 施工管理技士補せこうかんりぎしほ
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施工管理技術検定の第一次検定に合格した人の称号。1級技士補は、条件を満たせば監理技術者補佐として現場に置ける。
- 専任せんにん
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一定規模以上の工事で、主任技術者・監理技術者がその現場だけを担当すること。他の現場との兼務が制限される。
- CCUS(建設キャリアアップシステム)しーしーゆーえす
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技能者の資格や就業履歴を登録・蓄積する業界共通の仕組み。カードで現場の入退場を記録し、経験に応じた評価や処遇改善につなげる。
- 4週8閉所よんしゅうはちへいしょ
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4週間に8日、現場を閉める(休みにする)こと。週休2日にあたる。公共工事を中心に取り組みが広がっている。
- 36協定さぶろくきょうてい
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時間外労働・休日労働をさせるために、会社と労働者代表が結ぶ協定(労働基準法36条)。建設業も2024年4月から上限規制の対象。
- 職長しょくちょう
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現場で作業員のグループ(作業班)をまとめ、作業を直接指揮する立場の人。一般に、専門工事会社の経験を積んだ職人が務め、作業の段取りや作業員への指示、安全の確認を担う。
現場では施工管理は、朝礼や打ち合わせで職長に当日の作業や注意点を伝え、職長から作業班へ伝えてもらうことが多い。職長と話しやすい関係をつくることが、段取りや安全の要になる。
この言葉が出てくるヒヤリハット:日暮れの早い夕方、合図が見えないままつり荷を下ろしかけた、冷え込んだ朝のあと、法面の上から小石が転がり落ちてきた、壁に立てかけた石膏ボードの束が倒れかけた
書類・手続き
- 安全書類(グリーンファイル)あんぜんしょるい
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下請会社が元請に提出する、作業員名簿・施工体制台帳・持込機械の届などの書類の総称。緑色のファイルでまとめた名残から「グリーンファイル」とも呼ばれる。
- 施工体制台帳せこうたいせいだいちょう
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工事に関わる下請会社の名前・工事内容・技術者などをまとめた台帳。一定の工事では作成と現場への備え付けが義務。
- 工事写真こうじしゃしん
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施工の状況や、完成後に見えなくなる部分(鉄筋・配管など)を記録する写真。黒板に工事名・部位・寸法などを書いて一緒に写す。
- 電子小黒板でんしこくばん
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タブレットやスマホのアプリで、黒板の情報を写真に合成して撮る仕組み。一人でも撮影でき、写真整理の手間を減らせる。
- 日報にっぽう
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その日の作業内容・人数・天候・出来高などを記録する報告書。工程や原価管理のもとになる。
- 設計変更せっけいへんこう
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工事の途中で設計内容や数量が変わること。契約金額や工期の変更につながるため、記録と協議が大切。
- 作業手順書さぎょうてじゅんしょ
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作業の流れを順番に書き出し、それぞれの手順で起こりうる危険と、その対策・注意点をまとめた書類。一般に作業を行う会社が作り、元請の施工管理が内容を確かめる。
現場では新しい作業や久しぶりの作業の前に、作業班で読み合わせることが多い。KY活動や新規入場者への説明にも使う。
この言葉が出てくるヒヤリハット:冷え込んだ朝、軍手のまま使った電動ドリルに巻き込まれかけた、取り付け中の鋼製扉が通り風で閉まりかけた、動いているベルトコンベヤに手を入れかけた
- 竣工図しゅんこうず
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工事が終わったあと、実際に施工したとおりの内容をまとめた図面。工事中に寸法や配管のルートなどが設計図から変わることがあるため、その変更を反映して作り、一般に引き渡しのときに発注者へ渡す。
現場では建物の修理や改修のときに、壁の中や床下の配管・配線の位置を知る手がかりになる。工事中から変更点を記録しておくと、まとめるときに慌てずにすむ。
- 施工要領書せこうようりょうしょ
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ある工種の工事について、使う材料・作業の進め方・確かめる項目などを具体的にまとめた書類。施工計画書をもとに、一般に専門工事会社が作り、元請の施工管理や監理者が内容を確かめる。工種別の施工計画書と同じ意味で使う会社もある。
現場では着工前に施工要領書の内容を職長と読み合わせ、検査で何を確かめるかをそろえておくと、手戻りを防ぎやすい。
工程・原価
- 工程表こうていひょう
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工事の作業の順番と期間を表した計画表。横線で期間を示すバーチャート工程表、作業のつながりを示すネットワーク工程表などがある。
この言葉が出てくるヒヤリハット:長尺物を持って階段でよろけた
- クリティカルパスくりてぃかるぱす
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ネットワーク工程表で、余裕のない作業をつないだ最も長い経路。ここが遅れると工期全体が遅れる。
- 実行予算じっこうよさん
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受注した工事を実際に施工するための社内の予算。材料費・労務費・外注費などを積み上げ、利益を確保できるように管理する。
- 歩掛ぶがかり
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ある作業を一定量行うのに必要な手間(人数・日数)や材料の量の目安。積算や工程の計画に使う。
- 積算せきさん
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設計図から材料の数量や必要な手間を拾い出し、工事費を計算すること。
- 出来高できだか
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ある時点までに施工が終わった工事の量や金額。月ごとの出来高に応じて支払いが行われることが多い。
- 追加工事ついかこうじ
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当初の契約に含まれていない工事を、施主の要望などで追加すること。金額を合意してから着手するのが原則。
- 手戻りてもどり
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一度終えた作業を、ミスや指示の行き違い、設計の変更などでやり直すこと。工期の遅れや費用の増加につながるため、施工管理では手戻りを減らす段取りが大切になる。
現場では着工前に施工図を確認し、業者どうしで納まりを打ち合わせておくと、手戻りを減らしやすい。
- 工期こうき
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工事を始めてから完成させて引き渡すまでの期間。一般に、工事の請負契約で始める日と終える期日が決められ、施工管理はこの期間内に工事を終えられるよう工程を組み、進み具合を管理する。
現場では天候や設計変更で予定どおりに進まないこともある。遅れが見えたら早めに発注者や関係者と相談し、無理のない工程に組み直すことが、休日の確保や安全にもつながる。
- 原価管理げんかかんり
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工事にかかる費用を、実行予算と比べながら見ていく管理のこと。材料費・労務費・外注費・機械の費用などの実績を集め、予算より多くかかりそうな所を早めに見つけて手を打つ。品質・工程・安全とならぶ施工管理の大切な仕事のひとつ。
現場では日報や発注の記録をもとに、月ごとなどで予算と実績の差を確かめることが多い。追加の作業が出たときは、その場で費用の扱いを確かめておくと後で困らない。
建築の工事
- 躯体くたい
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建物の骨組みとなる柱・梁・床・壁などの構造部分。躯体工事は鉄筋・型枠・コンクリート工事などのこと。
- 墨出しすみだし
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図面の寸法をもとに、床や壁に基準となる線や位置を書き出すこと。施工の精度を左右する。
- 打設だせつ
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型枠の中にコンクリートを流し込むこと。「コン打ち」とも呼ぶ。打設の日は天候・人員・車両の段取りが重要。
この言葉が出てくるヒヤリハット:コンクリート打設中に型枠がふくらんだ
- スランプすらんぷ
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まだ固まっていないコンクリートの軟らかさを示す値。円すい形の型に詰めて抜いたとき、何cm下がったかで測る。
- 養生ようじょう
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①打設後のコンクリートが十分に固まるよう温度・湿度を保つこと。②仕上がった部分を傷や汚れから守るため、シートなどで覆うこと。
この言葉が出てくるヒヤリハット:台風の前日、足場のシートが風をはらんで足場が揺れた、投光器の熱で養生シートが焦げかけた
- 型枠かたわく
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コンクリートを流し込んで形をつくるための枠。合板(コンパネ)などで組み立て、固まったら外す。
この言葉が出てくるヒヤリハット:コンクリート打設中に型枠がふくらんだ
- 配筋検査はいきんけんさ
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コンクリートを打つ前に、鉄筋の本数・太さ・間隔・かぶり厚さが図面どおりかを確かめる検査。
- 仕上げしあげ
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内装・外装など、建物の表面の工事。躯体工事のあとに、多くの職種が入れ替わりで作業する。
この言葉が出てくるヒヤリハット:台風の前日、足場のシートが風をはらんで足場が揺れた、開口部のふたに乗りかけた、溶接の火花が可燃物に落ちた
- 揚重ようじゅう
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クレーンやリフト、工事用エレベーターなどを使って、資材や機材を上の階や高い場所へ運び上げること。運び上げる作業そのものを指すほか、そのための計画を含めて呼ぶこともある。
現場ではいつ・何を・どの機械で上げるかを工程に合わせて決め、業者どうしで機械を使う時間を調整することが多い。
この言葉が出てくるヒヤリハット:片付けを急ぐ夕方、足場の上から端材を投げ下ろしかけた、長尺物を持って階段でよろけた、資材用リフトの扉にはさまれかけた
- かぶり厚さかぶりあつさ
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鉄筋コンクリートで、コンクリートの表面から中の鉄筋の表面までの最も短い距離。足りないと鉄筋がさびやすくなったり火災の熱を受けやすくなったりするため、法令や設計図書で必要な厚さが決められている。
現場では配筋検査では、スペーサーで鉄筋と型枠のあいだが確保されているかを確かめる。打設中に鉄筋が動いて厚さが減ることもあるため、打設のときも気を配る。
土木の工事
- 根切りねぎり
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基礎や地下部分をつくるために、地面を所定の深さまで掘ること。掘った土は残土として場外に搬出する。
- 山留めやまどめ
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掘削した周りの土が崩れないよう、壁や支保工で押さえる仮設の工事。
この言葉が出てくるヒヤリハット:掘削した溝の壁から土がこぼれた
- 土工(切土・盛土)どこう
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地面を削る切土、土を盛る盛土など、土を動かす工事の総称。
- 舗装ほそう
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道路などの表面をアスファルトやコンクリートで覆う工事。路床・路盤・表層などの層で構成する。
この言葉が出てくるヒヤリハット:夕暮れの片側交互通行で車が規制区間に入りかけた
- 測量そくりょう
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位置・高さ・距離を測ること。トータルステーションやGNSS、ドローンを使うことも増えている。
この言葉が出てくるヒヤリハット:後退してきたダンプトラックの死角に作業員が入りかけた、バックホウの旋回範囲に入りかけた
- ICT施工あいしーてぃーせこう
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3次元の測量データや、自動制御の建設機械を使って施工する方法。国土交通省のi-Constructionの取り組みで広がった。
- 丁張りちょうはり
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盛土・切土や構造物をつくるとき、仕上がりの位置・高さ・勾配を現地に示すために設ける目印。一般に杭と板で組み、作業員や重機のオペレーターが施工の基準にする。
現場では建築では同じ役割のものを「遣り方」と呼ぶことが多い。ICT施工では丁張りを減らして施工することもある。
この言葉が出てくるヒヤリハット:後退してきたダンプトラックの死角に作業員が入りかけた
- 転圧てんあつ
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盛土や埋め戻しの土、道路の下に敷く砕石などを、ローラーやランマー、プレートなどの機械で上から押し固めること。締め固めが足りないと、あとで地面が沈んだり舗装がひび割れたりする原因になる。
現場では一般に、土を一度に厚く盛らず、決められた厚さずつ敷いては転圧することをくり返す。転圧の回数や様子を工事写真に残すことも多い。
- 床付けとこづけ
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根切りで、基礎などをつくる深さまで掘り下げ、その底の面を平らに整えること。整えた面を床付け面と呼ぶ。掘りすぎたり底の土を乱したりすると地盤が弱くなるため、一般に最後は爪のないバケットや人力でていねいに仕上げる。
現場では床付け面まで掘ったら、設計図書どおりの深さか、地盤の状態が想定どおりかを確かめる。想定と違う土が出たときは自分で判断せず、監理者や発注者に確かめる。
設備の工事
- スリーブすりーぶ
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配管・配線を通すため、コンクリートを打つ前に梁や壁に入れておく筒。入れ忘れると後からの穴あけが難しい。
- 試運転調整しうんてんちょうせい
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設備機器を実際に動かし、風量・水量・温度などが設計どおりになるよう調整すること。竣工前の大事な工程。
- 受変電設備じゅへんでんせつび
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電力会社から高圧で受けた電気を、建物で使える電圧に変える設備。キュービクルとも呼ばれる。
- 管工事かんこうじ
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空調・換気・給排水・衛生・ガスなど、配管を使う設備の工事。管工事施工管理技士の対象。
- 弱電じゃくでん
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電話・LAN・放送・防犯カメラなど、小さな電圧を使う設備。照明・コンセントなどの強電と区別して呼ぶ。
- 検電けんでん
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電気の工事や点検の前に、検電器という道具を使って、電線や機器に電気が来ていないかを確かめること。ブレーカーを切ったつもりでも、別の回路から電気が来ていることがあるため、作業に入る前に行う。
現場では一般に、ブレーカーを切る→検電で電気が来ていないことを確かめる→「作業中・投入禁止」の札を掛ける、という流れで作業に入る。
この言葉が出てくるヒヤリハット:停電したはずの回路に電気が来ていた
- インサートいんさーと
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コンクリートの床や天井を打つ前に型枠に取り付けておく、めねじの付いた金物。コンクリートが固まったあと、ここに吊りボルトをねじ込んで、配管・ダクト・天井などを吊る。
現場では一般に、設備や内装の業者が施工図で位置を決めて打設前に取り付ける。入れ忘れると後から別の方法で対応することになるため、打設前の確認が大切。
- ダクトだくと
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空調や換気のために、空気を送ったり外へ出したりする通り道となる管。一般に、薄い金属の板を加工して作り、天井の中などを通して建物の各部屋や吹出し口につなぐ。
現場では天井の中は配管や電気の配線、梁と場所を取り合いやすい。施工図で通り道と高さを確かめ、ほかの業者と順番を調整してから取り付けることが多い。
- 漏電遮断器ろうでんしゃだんき
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電気の回路で漏電を感知すると、自動で電気を止める装置。感電や漏電による火災を防ぐために使い、漏電ブレーカーと呼ぶことも多い。使いすぎやショートで電気を止める配線用遮断器とは役割が違うが、両方の働きをもつものもある。
現場では仮設の電源では、一般に電動工具などを漏電遮断器を通した回路につなぐ。作業前にテストボタンで動作を確かめ、電気が切れたときは原因を確かめてから戻す。
この言葉が出てくるヒヤリハット:雨の朝、扉の開いた仮設分電盤にプラグを差しかけた、仮設の電源コードが水たまりにつかっていた
安全
- KY活動(危険予知活動)けーわいかつどう
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作業の前に、その日の作業にどんな危険があるかを話し合い、対策と行動目標を決める活動。朝礼のあとに行うことが多い。
- 朝礼ちょうれい
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毎朝、現場の全員が集まり、その日の作業内容・危険箇所・注意事項を共有する場。体操やKY活動とセットで行う。
この言葉が出てくるヒヤリハット:日暮れの早い夕方、合図が見えないままつり荷を下ろしかけた、冷え込んだ朝のあと、法面の上から小石が転がり落ちてきた、雨の朝、扉の開いた仮設分電盤にプラグを差しかけた
- 安全パトロールあんぜんぱとろーる
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現場を巡回し、不安全な状態や行動がないかを点検すること。指摘事項はその場で是正し記録する。
- フルハーネス型墜落制止用器具ふるはーねす
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高い所での作業で、墜落したときに体を支える器具。高さ6.75mを超える場所などではフルハーネス型の使用が原則。
この言葉が出てくるヒヤリハット:朝露でぬれた折板屋根の上で足を滑らせかけた
- 足場あしば
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高い所で作業するための仮設の作業床。組み立て後・悪天候後などの点検が法令で求められている。
この言葉が出てくるヒヤリハット:片付けを急ぐ夕方、足場の上から端材を投げ下ろしかけた、夕方、道路ぎわに置いた足場材に自転車がぶつかりかけた、台風の前日、足場のシートが風をはらんで足場が揺れた
- 玉掛けたまがけ
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クレーンで荷をつり上げるために、ワイヤーなどを荷に掛け外しする作業。資格(技能講習・特別教育)が必要。
この言葉が出てくるヒヤリハット:つり荷の下を通りかけた
- ヒヤリハットひやりはっと
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事故にはならなかったが、ヒヤリとしたりハッとしたりした出来事。小さな出来事を共有することで、大きな事故を防ぐ。
- 壁つなぎかべつなぎ
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足場が倒れたり外側にふくらんだりしないよう、足場と建物の躯体をつないで固定する部材。一般に、足場の大きさや作業計画に応じて決められた間隔で取り付ける。
現場では外壁の作業でじゃまになることがあるが、勝手に外さず、元請と相談して代わりの固定をしてから外し、作業後すぐに戻すのが一般的。
この言葉が出てくるヒヤリハット:台風の前日、足場のシートが風をはらんで足場が揺れた
- 上下作業じょうげさぎょう
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同じ場所の上と下で、別々の作業を同時に行うこと。上から工具や材料が落ちると下の人に当たるおそれがあるため、一般にできるだけ避け、やむを得ないときは立入禁止や落下防止などの対策をとる。
現場では工程が重なる時期は上下作業になりやすい。打ち合わせで各業者の作業場所と時間を確かめ、上と下で重ならないよう調整するのも施工管理の役目。
この言葉が出てくるヒヤリハット:上の階から工具が落ちてきた
- 新規入場者教育しんきにゅうじょうしゃきょういく
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その現場で初めて働く人に、作業を始める前に行う説明のこと。現場の決まりごと、危ない場所、通路や避難の経路、緊急時の連絡のしかたなどを伝える。ほかの現場で経験がある人も、現場ごとに受けるのが一般的。
現場では一般に元請の施工管理が行い、受けた人の記録を残す。説明のあと、ヘルメットに受講済みのシールを貼る現場もある。
この言葉が出てくるヒヤリハット:資材用リフトの扉にはさまれかけた
見つかりませんでした。ほかの言い方でも探してみてください。載せてほしい用語があれば、お問い合わせからお知らせください。