無料で相談

高所作業車の作業床から保温材が落ちかけた

更新日 ・施工管理求人アース 編集部

どんな場面か

工場の外壁に沿って屋外の配管を取り付ける設備工事で、作業員が高所作業車に乗って配管に保温材を巻いていた。夕方になって風が強まり、作業床の手すりに立てかけていた保温材の切れ端があおられて外側へ倒れかけた。作業員がとっさに押さえ、下で材料を運んでいた作業員の近くに落ちることはなかった。

起こりえたこと

保温材や一緒に置いていた工具が落ち、下にいた作業員に当たるおそれがあった。

なぜ起きかけたか

  • 保温材や工具を、袋や箱に入れずに作業床の手すりに立てかけて置いていた
  • 軽い保温材は風であおられやすいことを、作業班で共有していなかった
  • 午後から風が強まる予報を、作業前に確かめていなかった
  • 高所作業車の下を立入禁止にしておらず、材料を運ぶ人が通っていた

防ぐための対策

  1. 作業床に持ち込む材料は必要な分だけにし、袋や箱に入れて作業床の内側に置く
  2. 工具には落下防止のひもを付けて使う
  3. 高所作業車の下はカラーコーンとバーで立入禁止にし、材料を運ぶ通り道と分ける
  4. 作業前に天気予報で風の見込みを確かめ、風が強まったら作業計画で決めた基準に沿って作業を止める

施工管理者が見るポイント

秋から冬にかけては季節風で急に風が強まることがある。朝礼で当日の風の見込みを伝え、巡回では高所作業車の下の立入禁止と作業床の材料の置き方を確かめる。

朝礼・KY活動で使うときの問いかけ

  1. 今日の作業で「保温材や工具を、袋や箱に入れずに作業床の手すりに立てかけて置いていた」状態になっていないか?
  2. 今日の作業で「軽い保温材は風であおられやすいことを、作業班で共有していなかった」状態になっていないか?
  3. 今日の作業で「午後から風が強まる予報を、作業前に確かめていなかった」状態になっていないか?
  4. 今日の作業で「高所作業車の下を立入禁止にしておらず、材料を運ぶ人が通っていた」状態になっていないか?
  5. この場面で、自分ならどこで手を止めて確かめるか?

場面を読み上げてから、この問いかけで作業班に考えてもらうと、自分の作業に引きつけて話し合えます。

この場面に出てくる用語

安全管理に取り組む会社の、設備の求人

年間休日の多い順に3件。安全への取り組みや現場の体制は、担当者が応募前に企業へ確かめてお伝えします。

設備の求人をすべて見る

この場面は、建設現場でよく起こりうる状況をもとに編集部が作成した典型例で、実際の事故の記録ではありません。ほかのヒヤリハットを見る